たけのこ学園 木工班 ~きょうもがんばったよ~

障害者支援施設 「たけのこ学園」木工班のブログ。 日々楽しみながら、悩みながら、オリジナル作品を作っています。 発想力豊かな天才たち、いったいどんな傑作が生まれるのでしょうね? 木工班担当職員が、日常を綴らせていただきます。

カテゴリ: 紹介

先日開催されました「ゆうあい作品展」に
行ってきたときのレポートをします。

各施設が力作を出品していて
大いに目の保養になりました。

本日はたけのこ学園からの出品作品を
紹介しようと思います。

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みんな綺麗に丁寧に作られています。
いったいいつ作っていたんだろう?


ではここからは、いつ作ったか解る木工班の作品です。
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「いつも同じ絵だから今度は違う絵にしよう」
そうお願いしたら、腕や服装が僅かに違う絵を
大量に描いてくれました

いや、そうじゃなくて・・・まぁいいや
ありがとう
丁寧に丁寧に紙やすりをかけて完成しました。

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松ぼっくりを使った共同作品
みんなボンド付けは慎重になっていました
一つ一つが生きている様で温かい作品になりました。


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最初は「ポチッとくんの箱」を出品予定でしたが
熟慮に熟慮を重ね、直前にこの作品を出品することになりました。
替えた理由は「こっちの方が良い」という事でした
この作品は実用品として木工工具などを入れる箱として使っています。

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サイコロを満載した「サイコロ入れ」です。
サイコロは家に帰ったときにご家族にプレゼントする予定ですが
コロナの影響が長引き、大量のサイコロが出来ています
次の作品はそのサイコロをくっつけて何かを作るそうです。

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これはたけのこ木工製品を切り出した端材を使っています。
同じ端材を使用しても微妙に違う表情になります
それを楽しむかのように一心不乱に作っていました
無駄な木が出ないって何気に凄いことですよね。


次は春らしい作品になるのかな?
来場して頂いた皆さんに
利用者さん支援員一同、感謝いたします。



新しい たけのこ製品 
りんごコースターが出来ました。
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一枚一枚でも販売させて頂きますが
今日は5枚セットの紹介です。
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素材は「うん杉」という
目が細かくて綺麗な木を使っています。

杉という名前で流通していますが
中国で採れるスプルースのようです。

柔らかい木ですが、そのぶん手触りが良く
良い雰囲気のプレートとして活躍してくれそうです。

順次制作して、各販売所に置いてもらおうと思います。


9月16日(木)に行われた
「たけのこ作品展」の全作品を紹介させて頂きます。

「何を作ろう?」から始まって
楽しみながら、苦労しながら完成しました。
目標を決めて作る事、支援員と一緒に作る事。
それは かけがえのない大切な時間になった事でしょう。

おかげさまで楽しいイベントになりました。
感謝の気持ちを添えて
一点一点を紹介させていただきます。

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「お花」
切り落とした木片に自分の好きな色を塗っています。
何の花でしょうか?

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「木工品いろいろ」
木工班が切った作品に自分の好きな色を塗っています。
とても丁寧に塗っていたのが印象的です。

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「小さな世界」
ストラップが付いた小さな作品です。
細かい絵を描く方で、塗りは支援員と一緒に行いました。

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「じまんの作品」
自分で描いた人形も有りますね。絵が形になって楽しかったでしょうね。
真剣に塗っていました。

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「竹」
作業場にあった竹を利用して色を付けました。
独自の色に混色して丁寧に塗っていました。

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「たな」
共同作品です。全員で色を塗ったようですよ。
実用品が想い出の品になるって素敵ですね。

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「サイコロ」
仲間の方々やご家族へのプレゼントとして作った物です。
彩色は油性ペンで行いました。オブジェとしても良いですね。

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「私の家」
自らがデザインしたもの達が住む家です。
色塗りは苦労しましたが全てやり遂げました。

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「ゆめの箱」
好きな車を描いたようです。素材は和紙
この後に備品入れになる予定だそうです。

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「無題」
こちらは原色をそのまま塗っています。
慎重に色を選んで丁寧に塗っていました。

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「地図のパズル」
関東地方の地図ですね。切るのにとても苦労したそうです。
パズルを楽しんで欲しいですね。

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「絵画」
得意なシャンプーの絵です。
この方は描かれる物全てを正確に記憶しておりまして
同じ絵を即興で同じように描けます。羨ましい才能です。

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「紙クラフト・ボール落とし・けん玉」
展示場で一番遊ばれていました。
洗濯機も施設で使われている物を忠実に再現しています。
利用者さんの好きな絵を活かしているところが素晴らしいですね。

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「やぐら」
入り口に堂々と鎮座していたこの作品。
実は余暇支援活動7月の「盆踊り」のやぐらです。
イベントのムードを一気にお祭り模様に変えてくれました。

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「ぶんぶんゴマ」
これも会場で良く遊ばれていました。
本当にブンブン音がするのですね
私も楽しんでしまいました。

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「色合わせパズル」
これも支援員と一緒に根気よく作っていました。
良いコミュニケーションになったでしょうね。

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「秋のリース」
共同作品です。こんなにたくさんの葉っぱと色。
大変だったでしょうね。でもとても綺麗に出来たので
ずっと飾っておきましょう。

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「秋のリース」
こちらも上の作品と一緒に作った物です。
カテゴリーの都合で単品出品になりました。
淡い色合いが美しいですね。いつまでも記念になるでしょう。

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「僕の木工作品」
時間をかけて丁寧に塗っていました。
淡い色合いが良くマッチしていますね。

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「ぬり絵」
線からはみ出さずに綺麗に塗れていますね。
暖色と寒色の使い分けが良い感じです。

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「フルーツ」
それぞれ的確な色を使っていますね。
本人は自分の作品を見て笑顔になりました。
良い作品になりましたよ。

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「はらぺこあおむし」
なんと、班全員の足形アートです。
足の裏に絵の具を塗って一人一人紙に押したそうです。
まさにこれはアート、そして記念ですね。

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「ハートの花束 ~愛を込めて~」
支援員に教えてもらったハートの折り紙。
それが気に入って たくさん折りました。
こんな形で愛を伝えられたら最高でしょうね。

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「たのしいハロウィン」
これも共同作品です。丸める、ひたすら丸める。
そんな苦労も このような素晴らしい作品に仕上がるのなら
楽しい作業として想い出になるでしょうね。

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「イス」
牛乳パックを取っておいて、それで作ったそうです。
よく考えた丈夫なイスが完成しましたね。

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「バッグ」
これ本当に作ったの?市販品と見紛うばかりの出出来映えです。
支援員と一緒に動画を何度も観ながら作ったそうです。
使うの勿体ないかな。

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「小物入れ」
これ、つまむ場所の裏にマグネットがついていて
とてもしっかりしています。
何を入れるのかな?きっと大事な物でしょうね。

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「でんでん太鼓」
これも会場で良く遊ばれていました。
昔懐かしい遊具ですね。巻き玉も丁寧に作られています。

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「スキルスクリーン」
色鮮やかなフルーツが美味しそう。一つ一つ丁寧に作業していました。
部屋が明るくなることでしょう。

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「スキルスクリーン」
こちらは いちごですね。毎日少しずつ玉を通していました。
綺麗にできましたね。

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「たけの こものいれ」
竹を利用して油性ペンで描いています。この後はペンや筆を入れる予定です。
苦労しながら完成に至りました。よく出来ましたよ。

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「ぶどう」
木工製品を作ったときに出る切り落としを利用しています。
こんな形に生まれ変わって、切り落としも満足でしょう。
色も美味しそうです。

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「テーブル」
ボンド付け、色塗り、すべて自分で行いました。
独特な雰囲気のあるテーブルに仕上がりました。
本人も嬉しそうで みんなに自慢していました。

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「赤鬼 青鬼」
節分の時の鬼を思い出してデザインしたそうです。
大胆で味わいのある鬼が出来ましたね。
お守りとして飾っておきましょう。

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「おかあさん」
入院していて なかなか会えない お母さんを作ったそうです。
紙粘土に彩色。ボンド付けも自分で行いました。
お母さんに届け!

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たけのこダンスチーム「パプリカ」「全力少年」
計3回、素晴らしいダンスパフォーマンスを披露して下さいました。
一緒に踊り出したり、音の出る遊具で応援したり
楽しいイベントをさらに盛り上げてくれました。


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最後に表彰状。
イベントに出品して頂いた全ての方々それぞれに
金賞の賞状を贈らせていただきました。
心から ありがとうございました。


会場やその他の様子につきましては
また後日にアップロードさせて頂きます。

怪我もなく予定通りにイベントが終えましたこと
たけのこ作品展に携わって頂きました全ての方々に感謝いたします。

















Takenoko Labo は
たけのこ学園木工班の木工室の事を指します。
そこはまさに利用者さんの遊び場であり
利用者さんと支援員の実験室。
楽しみながら木工作品や製品を作る場所です。

 利用者さんの迷作、迷作、迷作、名作!、迷作。
たまにドキッとするほどのセンスを感じさせることがあるので
そんな感性やひらめきを大切にして行きたいと思います。


本日は Takenoko Labo の木の車を紹介させていただきます。

軽トラック
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四角い車
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丸い車
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ハリネズミ
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恐竜
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良く転がります。
ちなみに私はタイヤ係り
良く転がすことに命をかけています!

このシリーズは気ままに永く続けます。
この先きっと、利用者さんの名作が生まれることでしょう。


高崎の大和屋本店で本日から開催される
「月夜野工房と仲閒たち」のための商品を搬入してきました。
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主催者のびーどろパークさんのガラス製品の他にも
様々な作家さんが参加しており、魅力的な作品が並んでいました。

たけのこ製品を一つ一つ並べていると
それを作った時のシーンが思い出されて
みんなに感謝したい気持ちで一杯になりました。

販促用のポスターに入れた「みんなで作ろう!」
その言葉の重み、嬉しさが込み上げてきます。

展示場はコーヒーの香で包まれており
美味しいコーヒーも頂きました。
展示を終えた後、暫くは他の作家さんたちの作品に
見入ってしまい時間を忘れてしまいました。
世間はコロナで大変ですが
ゆったりとした時間が流れる こんな過ごし方も良いですよね。

みなさまの来場をお待ちしております。


【大和屋】高崎本店 陶芸館2階 展示場

2021年7月2日(金)~7月13日(火)
OPEN9:30 CLOSE18:30
〈場所〉高崎市筑縄町66-22


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