たけのこ学園 木工班 ~きょうもがんばったよ~

障害者支援施設 「たけのこ学園」木工班のブログ。 日々楽しみながら、悩みながら、オリジナル作品を作っています。 発想力豊かな天才たち、いったいどんな傑作が生まれるのでしょうね? 木工班担当職員が、日常を綴らせていただきます。

カテゴリ: ひとやすみ

木工班では不定期に、思い立ったときに
カラオケ大会を行っております。

利用者さんたちは意外な曲を知っていたりして
それも新しい発見となります。
ただし得意な曲が重なったときは神経を使います
「その曲は私っ!!」
ということにならないよう公平に
前もって歌う曲を決めて・・・
カラオケは意外と難しいのです。

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今回のメンバーは5人
いつもは6人が参加するのですが
一人はご機嫌斜めだったので不参加

まあそれでも楽しいカラオケ大会になりました。



こんにちは
暑い日が続いていますが いかがお過ごしでしょうか?

たけのこ学園木工班の利用者さんも支援員も
暑い中、休息を取りながら木工作業に勤しんでいます。

先日、笹を切ってきてみんなで願い事を書きました。
ご家族のことを書かれたり欲しい物を書かれたり
コロナが収束しますようにとか
病気が治るように書いていた方もいらっしゃいます。
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名前や絵だけ描いている方に
「これは何をお願いしたの?」
そんな質問をしてみました。

き○こさんは丸い緑と黒の絵を何枚か描きました。
「き○こさん、これは何が描かれているの?」
「緑と黒の食べ物?」

『違いま~す。ないしょ!』

「じゃあ、ヒントだけでも教えて?」

『う~ん、それもないしょ!』

ないしょはないしょ
誰だってそんなことはあります。
いったい何が描かれて何をお願いしたのでしょうね? 
根掘り葉掘り聞いてみたい気持ちを押しとどめ
その大切な何かがかなうようにと思いました。
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さて、今年のみんなの願いはかなうでしょうか?
織り姫と彦星の衣装が緑と黒だったりしたら
それはとてもファンタジックな事でしょうね。

すっかり見上げることの無くなった7月7日の夜空に
今年は緑と黒の天体ショーを探してみることにしましょう。


たけのこ学園木工班の利用者さんたちは
毎日それぞれの創作活動を行っていますが
Sさんの牛の工具箱が組み上がり
後は色を塗るだけになっていました。

顔にラインを引いていたので
ホルスタインをイメージしたのだろうと思い
「じゃあ白と黒のアクリル絵の具を用意するから次回に塗ろうね」
その言葉にSさんは大きく頷いていました。


さてその次回。
白と黒の絵の具を持って来た私を待っていたのは・・・

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!!!!!!!!!!!!!!!!!!


白黒してしまったのは私の目でした。

「ホルスタインじゃないんかい~!」

しかも油性のマジックで塗っているw


利用者さんのオリジナリティーは私の想像を超える!

でもでも
こんな牛が居たらファンタジックだな~。


 


今日は七夕

木工班も 願いを書いた短冊を竹に括り付けて
七夕様にいろいろ お願いしました。

~~が欲しい。
~~でありますように。

Mさんの願いは
「かぞくとなかよくしたい。けんかしたくない」
でした。

もう何十年も施設で暮らしているのに
ご家族との暮らしが日常のように感じておられるのですね。
それだけ強い想いが有ると言う事でしょう。

様々な理由で施設に入所されている利用者さんたち。
それぞれの想いを抱きながら暮らしていること。
なにより大切な家族がいらっしゃることを
しっかりと受け止めながら支援していかなければなりませんね。


【短冊】どうかコロナが早く収束して
    保護者会が再開されますように。

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報告が遅れてしまいましたが
先日 たけのこ学園では「豆まき」が行われ
木工班でも一人一人鬼に向かって豆を投げ
最後に全員で豆をぶつけて厄除けをしました。
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支援員手作りの鬼は大きな口を開けていて
利用者さんの中には豆を優しく口に入れてしまう方も居ました。
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回収した豆を少しだけ賞味した後
おやつの時間には厨房が工夫を凝らした
「鬼ケーキ」を食べて鬼退治しました。
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こんな鬼なら毎日退治したいのですが
利用者さんも美味しいと言っていました。

まだまだ寒いですが季節は変わりました。
春に向けて体も始動していきましょう。




 

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