たけのこ学園 木工班 ~きょうもがんばったよ~

障害者支援施設 「たけのこ学園」木工班のブログ。 日々楽しみながら、悩みながら、オリジナル作品を作っています。 発想力豊かな天才たち、いったいどんな傑作が生まれるのでしょうね? 木工班担当職員が、日常を綴らせていただきます。

カテゴリ: 作業

IMG_1424-t
穴が二つ有ると
人はそれを目だと認識します。

作品作りで目を明けるとき
たんなる木だった物に命が吹き込まれていくような気がします。
画竜点睛とは申しますが
まさにその思いで慎重に目を明けています。

大きい作品の目は糸鋸で切りますが
小さな作品でオーバル形の目が必要な時は
棒ヤスリやリューターなどで修正を加えてオーバルにします。
この作業を疎かにしますと今度は、画竜点睛を欠く
という事になります。
何事も仕上げが肝心と言う事ですね。

これを一番肝に銘じなければならないのは
自分なのですがw


利用者さんのデザインを取り入れた物を作りたい。
ずっとそう思っていたので作ってみます。

IMG_1080-t
素材はヒノキ。それを何枚も重ねます。
IMG_1084-t
スプレーのりで枠の原画を張り付け
板は両面テープで重ねて一気に切ります。

DSC_7339-t
フタの部分にMさんが描いてくれたネコの絵を彫ります。
木肌が汚れないように紙で保護しています。

彫った部分にアクリル絵の具を塗り
全体に天然素材のクリームを丁寧に塗ります。

完成までには細かい作業がありますが
写真を撮らなかったので説明は端折りました。

今、放置してクリームを乾かしています
乾いたら布で から拭きして完成の予定。
完成品はまた後ほど

たけのこ学園の木工製品には
なべ敷きなど、焼きの入った物が有ります。
今日は その焼きの作業を紹介させていただきます。

ガストーチを使って丁寧に作業します。IMG_1062-t
IMG_1069-t
焼きが入る場所と入らない場所が有る製品は
ちょっとした工夫が必要で
それぞれの製品専用の治具が有ります。


焼きたて ほやほや  ぐんまちゃん  ゚ ゜゚*☆
IMG_1075-s

一枚一枚 木目が違うために 同じ物は有りません。

販売店には 何枚かの製品があると思いますので
自分の好きな焼き上がり具合の一枚を探すのも良いでしょうね。


IMG_0480-t

これは「ぐんまちゃん」を切ったときに残った切り落とし部分。
なにか使い道は無いかと取って置いた物です。



それを利用者さんの一人がこんな形に
IMG_0865-t


それを見て Sさんは こんな物を作り始めました
IMG_0866-t

Sさんは 思いついたらすぐ行動に移すタイプ。
ここまでは怒濤のごとく作り上げました。

しかし ここからが悩みます
こんな大きな物を入れるプランターを作れるだろうか?
そして置き場所はどうするか?
Sさんは今、この点を考えに考えています。

どんな解決策を見出すでしょうか?
それも楽しみですね。

IMG_0788-t
大きな機械は危険が伴いますので、職員が担当します。

IMG_0791-t
ヤスリの跡が残っていないか見ながら、全面にペーパーを掛けていきます。

IMG_0780-t
IMG_0783-t
IMG_0789-t
IMG_0800-t
ペーパー作業の最後は「面取り」と言われる処理。

シャープに仕上げられた角を滑らかなカーブに削り出す作業。
角が尖っていると手を傷つけてしまったりして危険なので、必ず面取りをします。
この作業を丁寧に施す事で
全体に柔らかい雰囲気を与え、いい作品になります。

簡単そうに見えて意外と難しく
合理的に早くやろうとすると
平らな面になってしまったり、凸凹になったり・・・。
この作業では根気が有り、丁寧に作業してくれます利用者さんたちの力が
大きな役割を果たしています。

このページのトップヘ