たけのこ学園 木工班 ~きょうもがんばったよ~

障害者支援施設 「たけのこ学園」木工班のブログ。 日々楽しみながら、悩みながら、オリジナル作品を作っています。 発想力豊かな天才たち、いったいどんな傑作が生まれるのでしょうね? 木工班担当職員が、日常を綴らせていただきます。

カテゴリ: 作業

群馬県北部でも 日中は暑い日が続いております。


IMG_2150-t

製品を切り出すときに節を上手く避けないと
無駄な部分が多くなってしまいます。

ぐんまちゃん鍋敷きの場合は
透明なテンプレートを使い、試行錯誤をしながら
板を出来るだけ有効に使えるよう工夫しています。


糸鋸での作業で節に似たような黒い部分を切るときは
刃の進みが悪くなり、煙が出ることもあります。
節の部分が堅いのか摩擦を大きくする物が含まれているのかは
判りませんが、その煙は微妙に良い香りがするような気がします。

そんな時も、天然の物を使わせていただいているのだなと言う感慨と
だからこそ無駄には出来ないなと身が引き締まる思いです。

ホームセンターでは木のコーナーに行くようになりました。
面白そうな材木が沢山有ってワクワクします
素材そのものを楽しめる作品も作ってみたいですね。




DSC_8469-t
もっと大きなスピナーに絵を描きたい。
そんな利用者さんの要望にこたえて改造

DSC_8473-t
新しく買ったフリーカッターで丸い穴を開ける。

DSC_8477-t
簡単に丸い穴が開いた。

DSC_8479-t
既存のスピナーを嵌め込んで準備完了。
私の作業は ここまで。

このあと紙ヤスリで絵の具を落とし
思いっきり絵を描いてもらいましょう。

思い通りの作品になるでしょうか?
色塗りも上達しましたので
きっと良い作品が出来上がるでしょう。

修正テンプレートの作成を頼まれた。
といっても「僅かに小さくしてくれ」と言う注文。

それは一番難しいパターン
指定されたサイズを割り出したらオリジナルの98.1~98.2%

そんな時は縮小コピーとフォトショップ
何かと頼りになります。DSC_8379-t
無事完成
こんな地道な作業も木工には有ります。

このテンプレートから、何枚の製品が生まれるのでしょう?
明日、私の元を旅立つテンプレートに「頑張ってこいよ」と声を掛けてあげたい。

ハンドスピナーが概ね利用者さんたちに受けて
失敗自作ハンドスピナーも元を取ったのでw
今度は 利用者さんたちと一緒に作って 楽しんでしまおうという企画。

いつ実現できるかも判らないが、しっかり準備だけはしてしまおうと
我ながら 行き当たりばったりな作業をしてみた。


まず、ベアリングのグリス落とし
IMG_2081-t
小瓶にベアリング5個とブレークリーンを入れて、超音波洗浄機に掛ける。
(ハンドスピナーにグリスは必要なく、回転の妨げになるから)
シールドを剥がして行った方が早いが、超音波洗浄機なら
このままでもグリスは落ちるし、その方が後でゴミが入りにくくて良い。
この作業を2回ほど繰り返す。


乾かす
IMG_2083-t
これで格段に回転がスムーズになる
だが、激安ベアリングのため不良品が一個あった。


竹ひごを通す
IMG_2090-t
ベアリングの内径に合った竹ひごを通す。
きついくらいのが良いので、ボール盤で押すなどしてギュウギュウに通す。


持つ部分を作る
IMG_2096-t
丸棒を切って、持つ部分を作る。


利用者さんに描いてもらう絵の台紙
IMG_2100-t
サークルカッターで ちょいちょいと。


準備完了
IMG_2106-t
いつ 取り掛かることが出来るだろうか?
しかも4個という中途半端な数。

まぁ、とりあえず準備が出来たので 良しとしよう。

IMG_1873-t
Kさんの木片は 毎日少しずつ変化していきます
左手で掴んだ位置と右手の自然なストロークによって。

意図した形を削り出すのではなく、自然体で出来る造形
それは大自然がもたらしてくれる優美なラインに似ています。

木片の変化を ここで止めるか、もっと進めるか
それもKさんの自由。

私達は ただそれを眺めるだけ。
何も加えない、何も引かない
素直なKさんそのものの形を楽しませていただいております。

このページのトップヘ