たけのこ学園 木工班 ~きょうもがんばったよ~

障害者支援施設 「たけのこ学園」木工班のブログ。 日々楽しみながら、悩みながら、オリジナル作品を作っています。 発想力豊かな天才たち、いったいどんな傑作が生まれるのでしょうね? 木工班担当職員が、日常を綴らせていただきます。

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「 きょうもがんばったよ 」は、Mさんのくちぐせ。
一日かけて作るはずが5分で完成 !?
それもいいでしょう、楽しく頑張ってるんだから。
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木の粉で出来た粘土
「もくねんさん」
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乾くと木と同じ性質になるらしい。

障害の重い利用者さんたちにも
表現する手段を広げてもらおうと
試しに少し いじってみました。

結果
・思ったより硬くて、捏ねるときに変なこわばりを感じる。
・うまく ちぎれないので、適度の大きさの物を貼り合わせて作る方がよい。
・曲げると表面に細かいヒビが入る。でも割れるという感覚はない。
・表面に何かテクスチャーを施す場合は、粘土が引っぱられるので注意が必要。

総合的に見て、普通の粘土のような細かい作業には向いていないが
乾きも早く、お手軽に作れる点においては合格点です。
色つきは良さそうなので、巧く作品に取り入れることが出来ればと思います。

完全に乾いたら、色を付けてみます。


あすなろ祭に向けて
利用者たちの作品がどれだけ進んでるのか
見回りしてきました。
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Sさんの電車は、そうか このようになったのですね。
煙突があるから蒸気機関車にも見えるけれど
パンタグラフもある、いわゆるハイブリッドだ。
土台の色は、ブルーラグーンに電車が浸かっているような癒し系ターコイスブルー。
この色に決めるとは、なかなかのセンスではないでしょうか?

画像下の  I さん・・・って、思いっきり「あいこ」って書いてありますね。
でもいちおう、 I さんは結局赤にしたのか。
職員が不足していた赤い絵の具を買ってきたからね。
やっぱり赤を使いたかったんだ。遠慮しないで言ってくれたらいいのに。


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これはKさんの作品
捨てられた端材を巧に貼り合わせて作られています。
外側は、凸凹になっている所を、延々と紙ヤスリで ここまで平らにしました。
すごい根気と意欲ですよね。
合理的にと言う概念が空しくなるくらいの力作になるでしょう。
完成品を楽しみにしましょう。

Kさんは昨年の初出品から創作意欲が出てきたようです
表現したいというより気持ちの発露でしょうか?
大丈夫、それを受け止める職員は居ますよ。
どんどん発露しちゃって下さいね。

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たけのこ学園のロングセラー
「どうぶつ鍋敷き」です。

木の節も個性として、あえて残したまま使用し
丁寧に仕上げた後、焼きを入れます。

部屋の壁に掛けても 味わいのある雰囲気になりますよ。
商品として、近隣の販売店で売られています。


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I さんは とても丁寧に慎重に作業します。

画像は動物鍋敷きの面取りをしているところ。
こういった細かい作業も、強引に進めますと折角の作品が台無し、
I さんのように優しく丁寧に仕上げてくれる人が居ての作品なのです。





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休み時間、Hさんに紙を要求されましたが
手元に無かったので段ボールを渡したら
ほんの1~2分で、何も見ないでこれを描き上げました。

この他にも何種類かのボトルを描けるようです。
何度お願いしても同じ絵が描ける
文字もイラストも全て形として記憶しているらしい。

私が描いた複雑な図形も、数秒見た後に同じ物を何個も再現してくれた。
物を素早く記憶して、その後は見ないで描けるようです
描画しているときのペン先の早さと正確さに舌を巻きます。

どうしてこんな事ができるのでしょう?

彼らの能力には、こちらから近づかなければ解らない物が多いです
もっと色々な才能を発見し、それを開花させるお手伝いが出来ればと思います。

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