たけのこ学園 木工班 ~きょうもがんばったよ~

障害者支援施設 「たけのこ学園」木工班のブログ。 日々楽しみながら、悩みながら、オリジナル作品を作っています。 発想力豊かな天才たち、いったいどんな傑作が生まれるのでしょうね? 木工班担当職員が、日常を綴らせていただきます。

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「 きょうもがんばったよ 」は、Mさんのくちぐせ。
一日かけて作るはずが5分で完成 !?
それもいいでしょう、楽しく頑張ってるんだから。
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木工班では不定期に、思い立ったときに
カラオケ大会を行っております。

利用者さんたちは意外な曲を知っていたりして
それも新しい発見となります。
ただし得意な曲が重なったときは神経を使います
「その曲は私っ!!」
ということにならないよう公平に
前もって歌う曲を決めて・・・
カラオケは意外と難しいのです。

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今回のメンバーは5人
いつもは6人が参加するのですが
一人はご機嫌斜めだったので不参加

まあそれでも楽しいカラオケ大会になりました。


先日開催されました「ゆうあい作品展」に
行ってきたときのレポートをします。

各施設が力作を出品していて
大いに目の保養になりました。

本日はたけのこ学園からの出品作品を
紹介しようと思います。

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みんな綺麗に丁寧に作られています。
いったいいつ作っていたんだろう?


ではここからは、いつ作ったか解る木工班の作品です。
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「いつも同じ絵だから今度は違う絵にしよう」
そうお願いしたら、腕や服装が僅かに違う絵を
大量に描いてくれました

いや、そうじゃなくて・・・まぁいいや
ありがとう
丁寧に丁寧に紙やすりをかけて完成しました。

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松ぼっくりを使った共同作品
みんなボンド付けは慎重になっていました
一つ一つが生きている様で温かい作品になりました。


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最初は「ポチッとくんの箱」を出品予定でしたが
熟慮に熟慮を重ね、直前にこの作品を出品することになりました。
替えた理由は「こっちの方が良い」という事でした
この作品は実用品として木工工具などを入れる箱として使っています。

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サイコロを満載した「サイコロ入れ」です。
サイコロは家に帰ったときにご家族にプレゼントする予定ですが
コロナの影響が長引き、大量のサイコロが出来ています
次の作品はそのサイコロをくっつけて何かを作るそうです。

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これはたけのこ木工製品を切り出した端材を使っています。
同じ端材を使用しても微妙に違う表情になります
それを楽しむかのように一心不乱に作っていました
無駄な木が出ないって何気に凄いことですよね。


次は春らしい作品になるのかな?
来場して頂いた皆さんに
利用者さん支援員一同、感謝いたします。


第28回ゆうあい作品展が
テラス沼田1階 多目的スペースで開催されています。

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たけのこ学園からも利用者様の力作が出品されていますので
この機会にご覧いただければ嬉しいです。





「第27回ゆうあい作品展」が、テラス沼田1階で開催されています。

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14日(火)午後3時まで開催されていますので、是非お立ち寄り下さい。


今日やっと観に行くことが出来ましたので
各事業所の方々が工夫を凝らした作品の一部をご覧下さい。

テラス沼田
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たけのこ学園木工班の利用者さんの作品です。
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台は実用に使えるように、強度も考えて補強してあります。
ボンド付け、色塗りも全部本人が行っております。
サイコロは以前に塗っていた色を塗り直すように
独特の色合いを選んで塗っていました。

たけのこ学園木工班の利用者さんの作品です。
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よくこの絵を描かれる利用者さんに今回は大きく描いて頂きました。
色塗りの時ははみ出さないように真剣に塗っており
あまりの熱中ぶりにアクリル絵の具が乾いてしまいそうでした。
出来上がってとても喜んでいたので、宝物になればいいなと思います。

トラは端材を組み合わせて一生懸命考えた形です。
そのとぼけた表情とは裏腹に、この形になるまで何週間も
木片を組み合わせて考え続けた結晶です。

たけのこ学園木工班の利用者さんの作品です。
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杭は以前から作っていましたが今回も皆さんに見て頂きたいと言う希望で
出品されました。杭のお手伝いが大好きなので、その光景を思い浮かべながら
作ったことでしょう。

台は端材をうまく組み合わせて裏に補強を入れています。
新たな作品の台座としてこれから活躍してくれるでしょう。


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たけのこ学園の利用者さんの作品です。
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いつもカラフルな絵を描かれる方です。
背景もきちんと塗り、丁寧に仕上げて行きます
描かれたモチーフのことを伺いますと
仲の良い友達やご家族だということです。
お話を伺いながら制作の様子を見ていると
作品の愛おしさが増します。

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昼時でしたので会場は空いており
じっくりと眺めることが出来ました。

いや~、ほんとに利用者さんたちの発想と
大胆さには驚かされます。
私も日頃から作品作りを考えていますが
このような作品から刺激を受ける場合も多いです。

これからも次の目標を掲げて、力作を作られることでしょう。
良い物を見せてもらいました
作品を作られたみなさまに感謝いたします。



ルーティーンと言えば味気ないでしょうか?
利用者さんには毎日必ず同じ作業を行う方がいらっしゃいます。

Mさんの木工室での日課は
まず四角い木片を磨いて積む。
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綺麗に積み終わると次は紙ヤスリを選び
それで大きな木片を磨く。
お茶やおやつタイムを挟んでまた磨く。

同じ作業なので、ただ漫然と磨いていると思えば
Mさんは真剣な顔
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そうです。真剣に作業しているのです。
毎日真剣に同じ作業を続ける事は
もはやルーティーンではなく
毎日新しい気持ちで臨む真剣勝負。

それは美しく尊い!


思えば私はどれくらい続かなかったか・・・
Mさんを見習いたい。

同じ様な一日を新しい気持ちで迎える精神で
このブログを頻繁に更新することを宣言して
Mさんへの感謝の気持ちとします。

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